アズキとササゲ
夏アズキとササゲ類を収穫しました。
アズキとササゲもややこしくて、たとえば秋田の黒小豆と言えば「てんこササゲ」とも呼ばれ、ササゲの一種ですし、弊店のある地域でも「アズキもどき」とか「にせ小豆」とか呼ばれているササゲの種類もあります。

早生小豆(夏アズキ)↑ 秋田黒小豆↑

小豆もどき↑ 宮古島の黒小豆↑
収穫物ではありませんが、通常の赤種三尺ササゲの種子↓
お赤飯にしてみたら、こんな感じでした。↓(十六ササゲの種実は赤種三尺ササゲとほぼ同様の感じです)
小豆で赤飯を炊くと豆が割れて、切腹を連想して縁起が悪いと、お赤飯に小豆を嫌う地域もありますが、やはり小豆で炊いた物は豆が割れていますね。味の違いはほとんど感じませんでした。アズキで炊いた物が最もホクホクした感じがするような気がしましたが・・・?
通常植物を分類する時は、目・科・属・種と範囲が狭くなって行く?のですが、アズキとササゲはどちらも、マメ目・マメ科・ササゲ属で種がそれぞれアズキとササゲに分かれます。似ているわけですね。
草姿も小さい時には区別がつきにくいですが、アズキはつるが無く、ササゲは一般的にはつる性になる種類が多いです。花の色が最も区別がつきやすく、アズキは黄色でササゲはピンクです。
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