九州つくね芋(大薯あるいはため芋)の種芋が入荷致しました!
九州つくね芋の種芋が入荷致しました!
「九州つくね芋」はとろろ芋の系統の中でも、最も粘りの強い大薯と言われるタイプの仲間です。ダイジョまたはダイショと呼ばれ、長芋や自然薯と同じヤマノイモ科ヤマノイモ属の仲間でヤムイモの一種です。
アフリカからアジア、オセアニアに至る熱帯から亜熱帯地域で広く栽培されていて、原産地には諸説あるようですが、インドから熱帯アジアという説が有力なようです。
日本には台湾から沖縄を経て九州に伝わったとされ、「台湾山芋」や「沖縄山芋」とも呼ばれています。また、九州各地ではこのダイジョを「つくね芋」と呼んでいます。
弊店周辺では、従来「ため芋」と呼ぶお年寄りが多いのですが、愛知、岐阜、三重のあたりでも「ため芋」と呼ぶ地域があるようです。文献等でも「為芋」と言う名称が出てくるので、大薯の別称と言う事だと思います。
弊店では種芋は九州から仕入れる関係上、「つくね芋」と言う品種名で入荷してくるので、丹波芋等と混乱しないように、頭に九州をつけ、「九州つくね芋」の名で販売しています。また、店頭でのお客様とのやり取りでは「ため芋」の呼び方もしております。
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