オクラの栽培管理
先日のオクラの栽培方法の続きです。樹勢を整える話をしておきながら、そのポイントを書き忘れていました。
上の画像は某有名種苗メーカーの研究農場の栽培風景です。少し樹勢が強めですね。品種も違うので一概には言えませんが、先日の高知県の産地の画像と比べると一目瞭然ですね。
樹勢の強弱の判断のポイントは一番上に着く花の位置と葉の形と大きさです。
①花の位置 生長点から3節以内で花が咲くようならば、樹勢が弱まっています。追肥をしましょう。生長点から3~5節で花が咲いていれば正常の範囲です。5節以上、下に花を付けつようであれば、樹勢が強すぎます。
②葉の形と大きさは、樹勢が強いと葉が大きくなり、切れ込みが浅くなってきます。逆に弱まると細めになり、切れ込みが強くなります。
オクラは通常、収穫莢の下の葉を2枚残して、それより下の葉は摘葉しますが、樹勢の強い時は、収穫莢のすぐ下まで摘葉します。
樹勢が弱まっている時は、当然、早めに追肥をします。摘葉も控えましょう。
分かりにくいですが、収穫果のすぐ下まで摘葉しています。果実の感じが少し変なのは、樹勢が強くて変形果になっているのではなく
クリムソンスパイレンスと言う多角形オクラの品種だからです。それでもやや、イボ果の発生しそうな雰囲気がありますね。
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