トマト栽培に朗報? ~トマトとマリーゴールドの良い関係~
またまた日本農業新聞の記事からです。数日前ですが、山梨県総合農業技術センター高冷地野菜・花き振興センターの試験栽培で、夏秋トマトの有機栽培で株間にマリーゴールドを混植すると、可販収量や可販率が向上することが確認されたようです。
試験栽培ではトマト品種は「りんか409(サカタのタネ)」を使用し、マリーゴールドは「アフリカントール」を使用。トマトは1本仕立てで栽植密度は1800本/10aで行い、以下の3区で比較した。
①トマト3株おきにマリーゴールド1株
②トマトとマリーゴールドを1株おき
③トマト単作
結果①が可販収量、可販率ともにもっとも高く、③に比べ可販収量で約1割おおく、可販率で2%程高い結果が出たようです。
混植の相性に関しては苦瓜と胡瓜でも効果が確認できたようです。
記事の中にもありますが、トマト・マリーゴールドともに使用する品種が重要で、他の品種の組み合わせだと違った結果が出る可能性も示唆されています。
トマトはもちろん様々な品種がありますし、マリーゴールドでもセンチュウ抑制に使われる品種としては下記のような品種があります。
こんな比較試験の結果もあります。
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