薬になる野菜~馬鈴薯(ジャガイモ)~
先週の土曜日の日本農業新聞の連載記事「アキバ博士の食農教室」にジャガイモの記事が出ていました。
主に皮や芽に含まれるソラニンと言う成分に関する物ですが、この成分を大量に摂取すると頭やお腹が痛くなったりするので気をつけましょうという内容です。
ジャガイモの収穫が終わって、大地の恵みを楽しんでいらっしゃる方も多いかと思いますが、食べる時には芽の部分をしっかり取って食べましょう!
皮には癌の予防効果のあるクロロゲン酸が含まれているので、ぜひ有効利用したい所ですが、記事にもあるように未熟で収穫したり、土寄せ不足で緑色になるとソラニンを多く含んでしまうので気を付けます。
ジャガイモにはソラニンのようにマイナスの成分だけでなく、当然のことながら体に良い成分も含まれています。
ワールドカップで活躍したドイツのように主食としている国もある位で、主成分はデンプンになりますがビタミンB1・B6・Cが豊富に含まれ、フランスでは「大地のリンゴ」と呼ばれているようです。特にビタミンCはリンゴの5倍も含まれており、しかもデンプンに包まれているので保存や加熱で壊れにくいと言う優れた特性を持っています。
期待される効能としては以下の通りです。
ジャガイモ+キウイフルーツ 癌予防、高血圧防止、老化防止
ジャガイモ+白菜 肥満防止、胃潰瘍の防止
ジャガイモ+レモン ストレスの緩和、便秘予防
ジャガイモ+酢 体力増進、スタミナ回復、疲労回復
(ジャガイモの効能については「野菜の便利帳(高橋書店発行)」を参考にしています。)
関連記事