この時期になると、ほとんどの方はスイカやメロンの交配は終わって、着果している方がほとんどかと思いますが、「雄花と雌花の区別がつかない」とのお問合せをよく頂きます。
ミツバチなどがたくさん飛んでいる畑では、特に交配をしなくても着果しますが、たまたま虫が飛んでいない日に開花してしまうと、せっかくの雌花が無駄花になってしまいます。
スイカでは15~20節の間に咲いた雌花に1番果を着果させます。メロンでは11~15節あたりに出た側枝に咲いた雌花に着果させるのが一般的です。




スイカもメロンも、花を上から見ると分かりにくいですが、横から見れば、花の下の部分(がくの下)に果実になる部分(子房)がすでに膨らんでいるのでわかりやすいですね。
交配する時は、翌日咲きそうな雌花と雄花を覚えておいて、早朝(できれば午前8時前までに)に、雄花を採って、雄花のオシベを雌花の柱頭につけてあげます。
交配した日は覚えておいて、品種によって熟すまでの日数がおおよそ決まっていますので、その日数を計算して収穫します。たとえば、開花後45日の品種ならば、6月1日に交配すれば、だいたい7月15日頃の収穫になります。
実際には、果実が熟すのは積算温度(毎日の平均気温を足していった温度)によって決まりますので、果実が肥大する期間が涼しい時と暑い時では熟するまでの日数が数日変わってきます。積算温度で言えば、スイカでは大玉で1000~1100℃、小玉で850~900℃位と言われています。
ミツバチなどがたくさん飛んでいる畑では、特に交配をしなくても着果しますが、たまたま虫が飛んでいない日に開花してしまうと、せっかくの雌花が無駄花になってしまいます。
スイカでは15~20節の間に咲いた雌花に1番果を着果させます。メロンでは11~15節あたりに出た側枝に咲いた雌花に着果させるのが一般的です。
スイカの雌花↓
スイカの雄花↓
メロンの雌花↓
メロンの雄花↓
スイカもメロンも、花を上から見ると分かりにくいですが、横から見れば、花の下の部分(がくの下)に果実になる部分(子房)がすでに膨らんでいるのでわかりやすいですね。
交配する時は、翌日咲きそうな雌花と雄花を覚えておいて、早朝(できれば午前8時前までに)に、雄花を採って、雄花のオシベを雌花の柱頭につけてあげます。
交配した日は覚えておいて、品種によって熟すまでの日数がおおよそ決まっていますので、その日数を計算して収穫します。たとえば、開花後45日の品種ならば、6月1日に交配すれば、だいたい7月15日頃の収穫になります。
実際には、果実が熟すのは積算温度(毎日の平均気温を足していった温度)によって決まりますので、果実が肥大する期間が涼しい時と暑い時では熟するまでの日数が数日変わってきます。積算温度で言えば、スイカでは大玉で1000~1100℃、小玉で850~900℃位と言われています。