土と親しむ ~家庭菜園・農業応援歌~

浜松市浜北区にある「たねや(店頭販売専業)」のbaka旦那が音痴ながらも精いっぱい歌う家庭菜園や農業の応援歌! 美味しい野菜や品種の話、栽培方法など家庭菜園や農業にまつわる話題満載!

赤玉葱苗の販売を始めました!

 赤玉葱の苗の販売を始めました!50本束での販売になります。

赤玉葱苗の販売を始めました!


赤玉葱苗の販売を始めました!



 早生系玉葱の苗の販売は終了致しました。

 これから、貯蔵用タイプの玉葱苗の販売に移って行きます。11月10日前後からの販売開始になります。

 この時期、玉葱苗のお問合せが非常に多くなるのですが、早晩生や植え付け時を把握されていない方が多いように見受けられます。

 玉葱の場合は早晩生や植え付け時期の地域性が出やすい品目で、育種元の違いで、同じ熟期の品種でも「早生種」と表記されていたり、「極早生」と表記されていたりしますし、地域によって、同じ品種の植え付け時期が、11月上旬だったり、11月下旬だったりします。

 また、弊店のある静岡県遠州地域は浜松市南部に全国一の早出しの玉葱産地を控えている関係上、さらに混乱をきたしている状況があります。

 一般的な作型表で言えば、3月上中旬収穫の品種が「超極早生」、3月下旬~4月下旬収穫の品種が「極早生」、4月下旬~5月中旬収穫の品種が「早生」、5月下旬収穫の品種が「中生」、6月上旬収穫の品種が「中晩生」、6月中下旬収穫の品種が「晩生」と表現されることが多いように思われます。

 弊店では、「超極早生」から「早生」までの品種はすべて「早生系玉葱苗」の表記で、3月下旬収穫と4月中旬収穫とかの表記を添えて販売しております。「中生」以降は、貯蔵用「中生種」とか、貯蔵用「中晩生種」と表記して販売しております。

 上記の早出しの産地の中で生産者の方と話をしていると、3月上旬位までに収穫する品種を「わせ」、3月中旬~4月上旬収穫の品種を「なかて」、4月中旬以降の収穫品種(この地域では5月以降の収穫の品種はほとんど栽培されていない)を「おくて」と呼んだりします。その産地から販売されている玉葱苗も、弊店でしたら「4月収穫の早生系玉葱」と表記する品種にも「おくて」と表記されて販売されていたりもします。

 植え時に関しても、早出しの産地の植え時に引っ張られる形で、本来のその品種の植え時よりも早植えする傾向が見られます。早出しの産地の生産者の方たちは経験と技術があるので成り立っている作型なので、家庭菜園の方には若干の無理がある栽培になってしまう事も多いように見受けられます。

 お勧めできる玉葱苗の植え時

 超極早生タイプ 10月下旬頃       品種 AT-1 浜笑 など

 極早生タイプ  10月下旬~11月上旬頃  品種 貴錦 トップゴールド320 など

 早生タイプ   11月上旬頃       品種 錦毬 浜育 など

 貯蔵用中生種  11月中旬頃      品種 OK など

 貯蔵用中晩生種 11月下旬頃      品種 ネオアース など

*早植えはトウ立の原因になりやすいので、できるだけゆっくりと植え付ける方が無難です。また、春先(2月~3月)の乾燥や肥料切れ、根痛みもトウ立につながります。

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