大根の間引き菜

　大根の間引き菜を収穫しました！



　今年は長雨の影響で、大根の播種が遅れ10月11日に播種したので、1回目の間引きがこんな時期になってしまいました。お客様には「もう、少し蒔き遅れの時期ですよ！」と申し上げている時期の播種になってしまいました。

　お陰様で、今年大発生の芯食い虫の被害にもほとんど遭わずに、美味しそうな間引き菜をたくさん収穫することができました。近年は大根を条蒔きする方も減ってしまいましたが、昔（30年程前まででしょうか？)は生産者の方も条蒔きする方もいらして、間引き菜で種子代を稼ぐと言っておりました。(間引き菜を市場に持って行くと、種子代くらいの売り上げにはなっていたようです。)

　抜き菜と称して、間引き菜状の大根の葉をわざわざ栽培して販売する方も数多くいらっしゃいましたが、今ではごく僅かになってしまいました。

　これで、半月から一月後には、いわゆる「葉大根」位の大きさで2回目の間引きを行い、「葉大根」を収穫します。大根の収穫を楽しむ前に、2回も葉物を楽しめるという、先人の知恵ですね。

　

　収穫した間引き菜はお浸しで美味しく頂きました。