土と親しむ ~家庭菜園・農業応援歌~

浜松市浜北区にある「たねや(店頭販売専業)」のbaka旦那が音痴ながらも精いっぱい歌う家庭菜園や農業の応援歌! 美味しい野菜や品種の話、栽培方法など家庭菜園や農業にまつわる話題満載!

薬になる野菜 ~ ピーマン ~

 ピーマンは子供が嫌う野菜の代表ですが、栄養価が非常に高い野菜で、夏場の緑黄色野菜として、大いに活用してほしい野菜の一つです。最近では「こどもピーマン」など子供でも食べやすい品種も出てきていますので、お子様にもぜひたくさん食べてほしいと思います。

 
薬になる野菜 ~ ピーマン ~ 薬になる野菜 ~ ピーマン ~
ピー太郎                         浜クロピー

 浜クロピーは黒紫色で少し違和感のある外観ですが、甘みがあってピーマン特有の苦みが無いので、この種類も子供にも抵抗なく食べられる味だと思います。紫色の分だけアントシアニンを含んでいて、それに由来する機能性も期待できますね。

 ここで言っているピーマンはいわゆる普通の緑のピーマンの事ですが、ししとうや甘トウガラシ、パプリカなども若干の違いはありますが、似たような成分を含んでいると思って良いと思います。
 
 話は若干それますが、野菜の色はそれぞれ独自の成分に由来することが多いので、色によってある程度、その機能性がわかります。↓乱暴な言い方ですが、パプリカ等カラーピーマンの場合はその色によって、若干の機能性の違いが出て来ると言う事ですね。
薬になる野菜 ~ ピーマン ~


 
 ピーマンの機能性としては、ビタミンAとCが豊富に含まれていることで、ビタミンAはトマトと同等、Cはレモンの2倍近い含有量を誇っています。赤いパプリカの方がより多く含んでいる傾向があるようです。
その他ビタミンは、B1、B2、D、Pを含み、鉄やカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

薬になる野菜 ~ ピーマン ~



 ピーマンのビタミンCもゴーヤと同様に熱に強く、調理しても失われにくいのが特徴で、油を使った料理に相性が良いので、手軽にビタミンCやAを補給できる野菜と言えると思います。

 
薬になる野菜 ~ ピーマン ~ 薬になる野菜 ~ ピーマン ~

 
 食物繊維も豊富で、ピーマンに多く含まれている葉緑素はコレステロールを排泄する効果もあり、夏バテや、疲労回復、夏風邪の予防などに効果的と言えると思います。

同じカテゴリー(野菜の機能性)の記事
薬用植物
薬用植物(2014-07-26 10:58)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
薬になる野菜 ~ ピーマン ~
    コメント(0)