「はんぞう」様より育苗培土についてのご質問を頂きました。
ご質問内容は下記の通り。
「お聞きしたいのですが タキイ種苗の「セル培土TMー1」に化学肥料は入っているのでしょうか?
それと、発芽率や肥効などはいかがでしょうか?
セル培土に何か混ぜて使用されているのでしょうか?
ぐっ土についても同様です。
今、育苗培土を何にしようか悩んでいます。
ご回答よろしくお願いします。 」
弊店で扱っている育苗関係の培養土はタキイ種苗㈱の「たねまき培土」「セル培土TM-1」「育苗培土」「含水セル培土」と㈱サカタのタネの「プライムミックスTKS-1」「プライムミックスTKS-2」「スーパーミックスA」になります。又園芸用の培養土としてご質問にもありました、「ぐっ土」などを扱っております。
上記のタキイ・サカタの培養土は全て化学肥料が使用されていると思って頂いた方が良いと思います。発芽率に関しては、播種用に使用可能な培土ならば、使用の方法が適正ならばどれを使われても問題ないと思います。但し草花種子や野菜でも一部の微細種子では肥料濃度に敏感な種類もありますので、肥料濃度が薄い培土を使われる方が良いと思います。
市販の培養土に何か混ぜるかどうか?というご質問ですが、使われる方の好みと言う事になります。何も混ぜないで使うと言う事が基本ですが、使われる方の管理の癖等によって、「もう少し水捌けを良くしたい」とか「もう少し肥料分を薄くしたい」とかの好みで、バーミキュライトとか赤玉土とかを混ぜて使っている方もいらっしゃいます。気を付けるのは、無菌のきれいな土を混ぜて頂くと言う事です。
それぞれの肥料成分等は下記の画像をご覧下さい。


「ぐっ土」は播種用には適しませんが、JAS法認定の有機栽培にも使用できる培養土です。

JAS法認定の有機栽培用に使える播種用培土としては、弊店では扱っておりませんが、㈱サカタのタネの有機の土があります。
培養土は使われる方の好みが出てしまう商品なので、全ての方に「これが一番」というのが言いにくい商品です。セルトレーの育苗で乱暴な言い方をすれば、播種までの作業性はタキイの培土が良く、定植や鉢上げの作業性はサカタの培土が良いという傾向があるようです。水管理は多めに水を与える方はタキイの培土の方が使いやすい傾向です。
又、一般的には果菜類や高温期の播種には肥料成分の少ない物を、低温期の洋菜類には肥料成分の多めの物を使う傾向があります。
初めに数種類を試して、自分に合った培養土を探すのが一番かと思います。
最後に、参考までに、タキイの培土の選び方のフローチャートをUPしておきます。

ご質問内容は下記の通り。
「お聞きしたいのですが タキイ種苗の「セル培土TMー1」に化学肥料は入っているのでしょうか?
それと、発芽率や肥効などはいかがでしょうか?
セル培土に何か混ぜて使用されているのでしょうか?
ぐっ土についても同様です。
今、育苗培土を何にしようか悩んでいます。
ご回答よろしくお願いします。 」
弊店で扱っている育苗関係の培養土はタキイ種苗㈱の「たねまき培土」「セル培土TM-1」「育苗培土」「含水セル培土」と㈱サカタのタネの「プライムミックスTKS-1」「プライムミックスTKS-2」「スーパーミックスA」になります。又園芸用の培養土としてご質問にもありました、「ぐっ土」などを扱っております。
上記のタキイ・サカタの培養土は全て化学肥料が使用されていると思って頂いた方が良いと思います。発芽率に関しては、播種用に使用可能な培土ならば、使用の方法が適正ならばどれを使われても問題ないと思います。但し草花種子や野菜でも一部の微細種子では肥料濃度に敏感な種類もありますので、肥料濃度が薄い培土を使われる方が良いと思います。
市販の培養土に何か混ぜるかどうか?というご質問ですが、使われる方の好みと言う事になります。何も混ぜないで使うと言う事が基本ですが、使われる方の管理の癖等によって、「もう少し水捌けを良くしたい」とか「もう少し肥料分を薄くしたい」とかの好みで、バーミキュライトとか赤玉土とかを混ぜて使っている方もいらっしゃいます。気を付けるのは、無菌のきれいな土を混ぜて頂くと言う事です。
それぞれの肥料成分等は下記の画像をご覧下さい。
タキイ種苗㈱培養土成分表

㈱サカタのタネ培養土成分表

「ぐっ土」は播種用には適しませんが、JAS法認定の有機栽培にも使用できる培養土です。
「ぐっ土」成分表

JAS法認定の有機栽培用に使える播種用培土としては、弊店では扱っておりませんが、㈱サカタのタネの有機の土があります。
培養土は使われる方の好みが出てしまう商品なので、全ての方に「これが一番」というのが言いにくい商品です。セルトレーの育苗で乱暴な言い方をすれば、播種までの作業性はタキイの培土が良く、定植や鉢上げの作業性はサカタの培土が良いという傾向があるようです。水管理は多めに水を与える方はタキイの培土の方が使いやすい傾向です。
又、一般的には果菜類や高温期の播種には肥料成分の少ない物を、低温期の洋菜類には肥料成分の多めの物を使う傾向があります。
初めに数種類を試して、自分に合った培養土を探すのが一番かと思います。
最後に、参考までに、タキイの培土の選び方のフローチャートをUPしておきます。

育苗培土は自分で配合してやればいいとも思いますが、作成する際に均一に混ざるか、成分や水のコントロールができるか、多くの不安があり、今回は市販の育苗培土を使うことが無難と判断し購入しました。
苗半作と言われるくらい苗は重要だと思いますので、これから、苗づくりに全霊を傾けたいと思います。
今は、種の催芽を試みようと思っています。
何かいい情報があれば教えてください。
今回の情報、ありがとうございました。