一雨振って秋めいて来た、と言う感じになりました。
白菜のたねまき時期になりましたね。
実際には、早生系の白菜は8月の上旬位から蒔き始まっていたりするわけですが、家庭菜園の皆さんにとっては、8月下旬位からがまき始まりですね。
白菜は、乱暴な言い方をすれば、早晩生の違う品種をほぼ同じ時期に蒔いて、収穫時期をずらします。
浜松地域で9月初旬に種蒔きすると、早生系で65~80日、中早生系で75~90日、中生系で85~100日ほどで収穫になります。弊店でのお客様の旧来からのい方で言えば、早生系がそのまま「わせ」、中早生系が「なかて」、中生系が「おく」、という言い方になります。
近年一般的な黄芯系白菜のお奨め品種。↓

たねまきから収穫までの日数の幅があるのは、直播栽培と移植栽培で収穫までの期間が変わるためで、一般的には直播栽培の方が栽培期間が短くなります。移植栽培の場合は定植苗が大きくなるほど栽培期間が長くなります。
あくまで、目安としてですが、11月中旬~12月下旬に収穫したい場合は「わせ」を、11月下旬~1月中旬に収穫したい場合は「なかて」を、12月中旬~2月中旬に収穫したい場合は「おくて」を使います。
昔からの芯まで白い系統↓

どの系統の品種であっても、年越しをする場合は、12月の中下旬に結束と言って、外葉で白菜を包み縛っておきます。外葉で白菜を囲むことによって寒さで傷むのを防ぎます。
近年は白菜を移植栽培で作られる方が増えてきましたが、基本は白菜の場合直播ですので、移植する場合は定植の時期と定植苗の大きさに注意ます。品種によって若干の違いはありますが、ほとんどの品種は9月25日頃までに定植します。苗の大きさは本葉3~4枚位までです。
逆算すると、たねまき時は9月5~10日位が限度になりますね。直播の場合は9月15日頃がまき終いの目安になります。品種によっては10月初旬まで蒔ける品種もありますが、移植で9月5日、直播で9月15日と覚えておくと無難だと思います。
2月下旬から3月にかけても白菜が欲しいと言う方が増えていますが、中々家庭菜園では難しい作型で、一般的な品種では「おく」の系統でも2月下旬頃からトウ立が始まってしまいます。中晩生の90日タイプを使えば3月上旬頃まではもちますが、それ以降になると特殊な品種を使わないともちません。
お奨めは「晩輝」か「ほまれ二号」です。「晩輝」は直播で9月10~15日頃まいて、年末に結束して越冬し、2月頃から結球します。先に申し上げた、越冬時の防寒で結束するのとは若干意味合いが違い、「晩輝」の場合は年末には半結球状態なので、結球を促す意味での結束と言う感じになります。「ほまれ二号」の場合は9月25日頃直播して、同様に年末に結束して2月頃から収穫します。又、結球はしませんが、「はかた白菜」も2~3月に美味しい白菜でお奨めです。

白菜のたねまき時期になりましたね。
実際には、早生系の白菜は8月の上旬位から蒔き始まっていたりするわけですが、家庭菜園の皆さんにとっては、8月下旬位からがまき始まりですね。
白菜は、乱暴な言い方をすれば、早晩生の違う品種をほぼ同じ時期に蒔いて、収穫時期をずらします。
浜松地域で9月初旬に種蒔きすると、早生系で65~80日、中早生系で75~90日、中生系で85~100日ほどで収穫になります。弊店でのお客様の旧来からのい方で言えば、早生系がそのまま「わせ」、中早生系が「なかて」、中生系が「おく」、という言い方になります。
近年一般的な黄芯系白菜のお奨め品種。↓



黄楽60(わせ) 黄楽70(なかて) 黄ごころ85(おくて)
たねまきから収穫までの日数の幅があるのは、直播栽培と移植栽培で収穫までの期間が変わるためで、一般的には直播栽培の方が栽培期間が短くなります。移植栽培の場合は定植苗が大きくなるほど栽培期間が長くなります。
あくまで、目安としてですが、11月中旬~12月下旬に収穫したい場合は「わせ」を、11月下旬~1月中旬に収穫したい場合は「なかて」を、12月中旬~2月中旬に収穫したい場合は「おくて」を使います。
昔からの芯まで白い系統↓



無双(わせ) 錦秋(なかて) 金将二号(おくて)
どの系統の品種であっても、年越しをする場合は、12月の中下旬に結束と言って、外葉で白菜を包み縛っておきます。外葉で白菜を囲むことによって寒さで傷むのを防ぎます。
近年は白菜を移植栽培で作られる方が増えてきましたが、基本は白菜の場合直播ですので、移植する場合は定植の時期と定植苗の大きさに注意ます。品種によって若干の違いはありますが、ほとんどの品種は9月25日頃までに定植します。苗の大きさは本葉3~4枚位までです。
逆算すると、たねまき時は9月5~10日位が限度になりますね。直播の場合は9月15日頃がまき終いの目安になります。品種によっては10月初旬まで蒔ける品種もありますが、移植で9月5日、直播で9月15日と覚えておくと無難だと思います。
2月下旬から3月にかけても白菜が欲しいと言う方が増えていますが、中々家庭菜園では難しい作型で、一般的な品種では「おく」の系統でも2月下旬頃からトウ立が始まってしまいます。中晩生の90日タイプを使えば3月上旬頃まではもちますが、それ以降になると特殊な品種を使わないともちません。
お奨めは「晩輝」か「ほまれ二号」です。「晩輝」は直播で9月10~15日頃まいて、年末に結束して越冬し、2月頃から結球します。先に申し上げた、越冬時の防寒で結束するのとは若干意味合いが違い、「晩輝」の場合は年末には半結球状態なので、結球を促す意味での結束と言う感じになります。「ほまれ二号」の場合は9月25日頃直播して、同様に年末に結束して2月頃から収穫します。又、結球はしませんが、「はかた白菜」も2~3月に美味しい白菜でお奨めです。



晩輝 ほまれ二号 はかた白菜