八十八夜が過ぎて、落花生の蒔き時になりました!
蒔き時になったと言いながらも、苗も入荷致しました。「千葉半立」「黒落花生」「縞ひかり」の3品種です。後日、「ジャンボ落花生」も入荷する予定です。



弊店のある静岡県遠州地域は従来より八十八夜の過ぎたゴールデンウイーク後半頃から落花生のたねまきが始まります。
有機質の豊富な通気性・排水性・保水性の良い畑を選びます。良い畑でも窒素過多になっているところは避けます。施肥基準は10a当たりで成分量で窒素3kg、燐酸10kg、カリ10kgを基準とし苦土石灰を40~60kg程施します。
堆肥などはできるだけ前作の時に入れておき、作付前に入れざるを得ないときには完熟の良質の物を選びます。
*10aは300坪なので、1坪当たりで計算する時には300分の1の量を施して下さい。
1条の場合は幅60~70cmの畝を作り(通路幅を考えると、通路の中心から中心までで95~110cm位)、30cmおきに2粒ずつ蒔きます。苗の場合は1鉢ずつ植えます。「ジャンボ落花生」や「おおまさり」の場合は50cmおきにします。
地温を確保し発芽を安定させるにはマルチ栽培が有効ですが、開花後は早めに除去します。
開花する頃までに中耕や除草を行います。開花後は石灰の追肥が有効です。
*開花とは1輪でも花の咲いた株が、全体の5割程度になった頃を言います。品種にはそれぞれ「開花後○○日」と収穫の目安がありますので、この開花時期を覚えておいて、収穫期の目安とします。
7月中旬~8月中旬にかけて莢ができ実が太っていく重要な時期になります。近年は高温干ばつになりやすい時期と重なります。この時期に極度の干ばつに合うと減収になりやすいので、畑が極度に乾くようならば積極的に潅水を行います。
*落花生は日中は葉が開き、夕方になると閉じるという、おじぎ草と似た性格を持っていますが、朝になっても葉が閉じたままの時は水を必要としているサインだと思って下さい。
収穫は品種による目安の「開花後○○日」の日数よりも5日ほど早めに試し掘りをして、着莢の80%以上に落花生特有の莢の表面にある網目が出ていることを確認して、収穫します。落花生は掘り遅れが品質の低下を招きやすいので注意しましょう!
蒔き時になったと言いながらも、苗も入荷致しました。「千葉半立」「黒落花生」「縞ひかり」の3品種です。後日、「ジャンボ落花生」も入荷する予定です。
千葉半立↑
黒落花生↑
縞ひかり↑
弊店のある静岡県遠州地域は従来より八十八夜の過ぎたゴールデンウイーク後半頃から落花生のたねまきが始まります。
有機質の豊富な通気性・排水性・保水性の良い畑を選びます。良い畑でも窒素過多になっているところは避けます。施肥基準は10a当たりで成分量で窒素3kg、燐酸10kg、カリ10kgを基準とし苦土石灰を40~60kg程施します。
堆肥などはできるだけ前作の時に入れておき、作付前に入れざるを得ないときには完熟の良質の物を選びます。
*10aは300坪なので、1坪当たりで計算する時には300分の1の量を施して下さい。
1条の場合は幅60~70cmの畝を作り(通路幅を考えると、通路の中心から中心までで95~110cm位)、30cmおきに2粒ずつ蒔きます。苗の場合は1鉢ずつ植えます。「ジャンボ落花生」や「おおまさり」の場合は50cmおきにします。
地温を確保し発芽を安定させるにはマルチ栽培が有効ですが、開花後は早めに除去します。
開花する頃までに中耕や除草を行います。開花後は石灰の追肥が有効です。
*開花とは1輪でも花の咲いた株が、全体の5割程度になった頃を言います。品種にはそれぞれ「開花後○○日」と収穫の目安がありますので、この開花時期を覚えておいて、収穫期の目安とします。
7月中旬~8月中旬にかけて莢ができ実が太っていく重要な時期になります。近年は高温干ばつになりやすい時期と重なります。この時期に極度の干ばつに合うと減収になりやすいので、畑が極度に乾くようならば積極的に潅水を行います。
*落花生は日中は葉が開き、夕方になると閉じるという、おじぎ草と似た性格を持っていますが、朝になっても葉が閉じたままの時は水を必要としているサインだと思って下さい。
収穫は品種による目安の「開花後○○日」の日数よりも5日ほど早めに試し掘りをして、着莢の80%以上に落花生特有の莢の表面にある網目が出ていることを確認して、収穫します。落花生は掘り遅れが品質の低下を招きやすいので注意しましょう!